秋山 進/切り絵「洞慶院参道−静岡市」 as-c006
秋山進 切り絵

 静岡市を流れる安倍川上流の支流の、藁科川に流れ込む小さな久住川の脇にある。
安倍城の山すそで沢に架かる四本の大きな杉に囲まれた橋を渡り数十段の石段を上り本堂にたどり着く。
石段の両側にはモミジや南天が、本堂の左手には広い梅園があり、それぞれの季節を表現してくれる。
橋のまえには山すそが迫っていて日差しは遅い。
およそ十時頃木々を通して木漏れ日の帯が何本も一斉に走り、それらを照らし出す。
と、同時に待ち構えていたカメラのシャッターが切られる。
ほんの一瞬の事である。真に美しい。