秋山 進/切り絵「いかりや-奈良井宿」 as-c019
塩尻から約25キロまだ木曾路のほんの入り口である。
国道19号を下ると右手に大きな真新しい総桧造りの橋が目に入る。
奈良井川にかかる橋、ここが奈良井宿の人口である。
橋を渡ると右手に小さな休憩場があって周囲には何もなくゆったりとしている。
そこを抜けると街道に出る。昔ながらの狭い道筋の両側に、宿場が現れる。
そこに民宿、食事所、土産店が軒を並べ延々と続いている。
屋根のひさしを押さえる木に猿の模した猿頭も面白い。
民宿以外の家は、何の店か中をのぞいて見ないと分からない。
電柱は見えないが、時々車が走り抜けたり、自転車が家の前に置かれてあるのが、
妙な感じがする。