秋山進 南天ダルマ

秋山進 南天ダルマ

南天だるまと出会い

  平成9年の個展の会場へ、小さな変な人形を友人が持って来ました。
「秋山さん、俺今こんなもん作ってるんだ。」と、言ってそれを十数個渡されました。
どうしたと訊ねると、昨年の展示会のとき私が「恥ずかしいのは忘れよう」と言った一言で救われたと、話し、
彼の近況を話してくれました。

  数年前に大病をして、その後調子が悪く何も手につかなくて、寺回りしてて南天の木に出会い、
精神修養にその木でくだるま〉を作り始めたが、うまく出来なくて迷ってたんだ。
その時秋山さんに言われた「恥ずかしいのは忘れよう」で、迷いがなくなった。と、話してくれました。

   私がその時思っていた一言を聞いて、一人の人生を変える事もあるんだと驚かされました。
その後彼は、いろいろな表情のだるまを持って来てくれています。
私はその後の展示会に必ず何点か出展しています。
皆さんに好評です。私の確たるモチーフにそだてたいとおもっています。